久しぶりの温泉、箱根湯本のはつ花、暫く前に中食に寄って素晴らしさに惚れた。いつか、行きたいと思っていたがやっと、望みを果たした。
やはり思っていたとおりの良い旅館だった。最近、訪れてがっかりしたのが、さる高名旅館、人気度ナンバーワンを誇り、私は再度の訪問だった。ところが初回と代わり、風呂は混んでいるし、期待の夕食、料理はテーブルいっぱいに並べてある。高額の料金だけが本物、ぶったくりだ。
以後、評判にはあまりこだわらない。あまり高い評価は得ていないが良い旅館はいっぱいある。世間が目がないのか、そこまで手が回らないのか、いずれにせよ、体感するより仕方ない。
年寄りだから遊び回る必要はない。宿でゆっくり出来るのが一番、そこいらへんから評価が分かれてしまう。
若い人はそんな環境は評価しない。ひがみっぽくなったこの頃である。
公園へ桜を見に行ったつでに、梅園であわぜんざいを食べる、長年しるこやで苦労したからぜんざいは懐かしい。梅園の立派なところは見事に継承しているところ、あわといい、餡といい申し分なし。久しぶりに甘味を堪能。
午前中で空いていたが、時間によると超満員、行列になる。
今思い出した、今日は浅草寺で花祭り、甘茶の接待と、花の一輪を配る、幼稚園児が白象を曳いて仲見世を練る。すっかり忘れていた。年中行事の一端だ、カメラに納めるべきだった。
兎に角表へ出ることが億劫になって籠もりがち、明日は病院、血液検査がどう出るか、変わりないことだろう。
婿さんが四月から小樽勤務に栄転。初めての支店長に。
金融機関とすると一応、目標達成か。上は天下りだろうから、無理かも。
良いお婿さんに恵まれた、子供も二人、社会人。あと良いお嫁さんと、お婿さん。これで言うことなし、
こっちは年を取るばかり、余生を平穏に過ごしたい願望。問題は死に際。潔くあの世に行きたい。ここまで大過なく過ごしたんだから、欲は言わない、平凡。これが望み。
今朝のテレビ(朝日)で児玉清さんが四万温泉に疎開していたとか、そんなことがありましたね。3月10日の朝、前夜の空襲で焼け野原になった上野駅に、疎開児童の六年生が帰ってきた。卒業するからだ。疎開先はどこだったんだろう。兎に角上野駅に着いてから、子供たちの苦労が始まる。親が元気な子は良い、一家全滅なんて言う家が多かったから迎えもなく、戸惑いながら先生に連れられて分かれた子供たち、案外消息は知られていない。空襲の話の中でも、語られないが、子供たちの辛い戦中だ。仕方ないことなんだろうか、諦めの良い下町の人たち。